前年に引き続き、米沢市のナセBA内にある「よねざわ市民ギャラリー」で山形県連の第49回表装内装展が、6/21~6/24に開催されました。
今回は、東北芸術工科大学の文化財保存修復学科の学生5名で修復した二曲屏風の出品もあり、大物の立体作品が増えたことで空間レイアウトも変更したそうです。第47回目ぐらいから出品されるようになった内装パネルは、回を重ねる毎にデザイン性の高い作品が増えてました。
体験コーナーでは、砂子の装飾体験には地元の小学生が多くいたり、また学生の出品もあって若年層の観覧者が多いような印象でした。
掛軸は、本紙を引き立てる裂地の取合せにその県の特徴のような物が出てくるそうです。作品展で掛軸を鑑賞する機会が有る時は、本紙だけではなく周りの裂地にも注目すると、鑑賞の楽しみが増えるかもしれません。
2018年7月5日